TMSメジャーLTDKシリーズ（TMS2004SPグレードドライバー）
LTDKシリーズは調査測定（時間と手間を要す）からスピーディーな比較試聴そして日常管理に至るまで広範囲に使用できる。
電源回りや機材筐体そして小型のスピーカーユニット（M2〜M4弱）のトルク管理には5cN/m〜60cN/mに対応するLTDK60。一般的なスピーカーユニットおよび筐体・ラック用ネジ（M3〜M6弱）のトルク管理には40cN/m〜300cN/mに対応するLTDK300。
さらに大型のスピーカーユニットおよび据え置きラック筐体や大型スタンド等のネジ（M5〜M10弱）のトルク管理には200cN/m〜1000cN/mに対応するLTDK1000。上記3本でスタジオ等業務施設でもほとんど全ての機材が管理可能となる。 通常は60と300の二本で一般的な音響機器調整に必要にして十分なトルク値が網羅できる基本セットとなる。 「どちらか一本で！」と思う向きもあるようだが、往々にしてこの二本は必要となる。
LTDKの弱点は 技術による成果の差が大きいことだ。ある意味楽器のようなもので腕の差が奏でる音の差になる。TMSマニュアルのドライバー説明に従い練習を積むことで最高の道具になる。

東日トルクドライバーFTD-Sシリーズ
メーカー発表精度±3%

FTD50CN-S (5cN/m〜50cN/m) \18,375 (税込) \17,500(税別)
FTD100CN-S (10cN/m〜100cN/m) \18,690 (税込) \17,800(税別)
FTD200CN-S (30cN/m〜200cN/m) \20,475 (税込) \19,500(税別)
FTD8N-S (100cN/m〜800cN/m) \43,050 (税込) \41,000(税別)

FTDシリーズ追加加工
FTDシリーズは生産ライン用に設計された純然たる検査工具のため音調整管理用途として使用するには幾つかの使いにくい点が存在する。 SIMPSON Inc.では現場の声に応じてより使いやすい道具とするため追加加工を行っている。
転がり止めストッパー加工 （FTD50・100・200）\1,260 (税込)
調整時の実作業においては安定した場所で作業できることは稀。FTDは目盛り円盤部が円形のため安定せず非常に置き場所を選ぶ。転がりによる落下の事例は非常に多く、場合によっては故障を招く。激推奨。
グリップテープ加工 （FTD200）\2,625 (税込)
FTD200は50同様の細いグリップを採用しているため100cN/mを越えるあたりから調整者の筋肉に予想外に負担がかかる。厚めの滑り止めグリップテープが調整を助け精度UPに寄与する。